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レスポンシブデザインでのdisplay:noneの位置づけ

レスポンシブデザインでのdisplay:noneの位置づけ

先日、友人からこんな質問を受けました。

『東京の某SEO会社から、レスポンシブデザインでもdisplay:none使うなって言われたんだけど、どう思います?』
『そもそもレスポンシブデザインじゃなくて、別途サイト用意出来ないんですかねぇって言ってきたんですが・・。』

という感じの内容でしたが、はっきりした答えは無いにせよ、その時に思ったことを書きまする。

ピックアップ

display:noneはペナルティにならない?

まず大前提として、コーディングするときにjsやFlashに対し、ブラウザが対応していない場合等を考慮して、対応していなければdisplay:noneにしちゃうというのは定石なので、そこでペナルティを受けるはずは無いのではないかということ。

逆に、そういった場所に対して関係のないテキストを表示させたりっていうのはスパムになると解釈しています。

display:noneの記述に関しては、今でも色んなところでSEOのスペシャリストの方々が記事を書いていらっしゃるし、『鼻くそ』の様な僕みたいなコーダーがSEOの件に突っ込んで書くつもりはありませんが、僕の中では『適切に使えば問題ない』という解釈をしています。普通にコーディングしてれば乱用することも無いですし。

ましてや、googleのガイドラインにdisplay:noneは絶対ダメとかっていう記述は無いですよね。

レスポンシブ化の手順と定石

もちろん、レスポンシブデザインといわれるものは、画面が小さい時のためだけではなく、逆にテレビであったり画面が大きくなる時の対応もあり得るので、以下が100%あてはまるわけでは無いのですが。

コーダーがレスポンシブ化するときの手順はある程度決まっています。
view-portの記述であったり、メディアクエリを使おう!とか、解像度が小さければフロートを解除してwidth:100%にしてとか・・・。
(これに関してはまたいつか書きたいとは思っています。)

そんな手順の中にdisplay:noneは、もちろん定石の様に入っています。

では、display:noneの記述がNGであれば、PC向けのコンテンツであったりを隠す場合、どの様な記述になるのでしょう。
position指定して画面外に飛ばすとか、z-indexで隠すとかって、そちらが推奨されるのでしょうか・・。

なんだか、とてつもない矛盾を感じるのは僕だけでしょうか。

googleはレスポンシブを推奨しています

googleは、以下の公式ブログでも明言していますが、レスポンシブデザインを推奨しています。
Official Google Webmaster Central Blog

これは、僕たちコーダーにとっても、webを作るクライアント側にとっても素晴らしい事だと思っています。
スマホ向けのサイトを別途用意する時間やコストを考えた場合、一つのサイトを作って、レスポンシブ化するほうが圧倒的に時間もコストも抑えられるのは、制作側にとってもクライアントにとっても、とても大きなメリットだからです。

レスポンシブデザインを推奨しているgoogleがレスポンシブデザインでの定石のdisplay:noneをスパム判定するとは考えられないというのもひとつです。

About Little

WordPressをいじくり倒して早10年。一人ぼっちでひたすらソースとにらめっこ厨。 有り難いことに、Welcart/WP e-commerce/WooCommerce/EC-Cube等で多数ECサイトを制作させていただいたけど、ふと気付いた、ちゃんと売れるのか。 効果的に売れるようにするためにはどうしたらいいのか。ということでお勉強を兼ねてECサイトも運営中。
2013年2月21日

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